模擬国連⑩

模擬国連シリーズ第10弾です。たぶん第50弾くらいで終わりだと思います笑(冗談です。)

これまでのあらすじは以下のリンクからご覧ください。

wdg30.hatenablog.com

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今回は模擬国連⑦に出てきた、「大事件」についての詳細とそれの余波についての話になります。

この話は3月中旬ごろにさかのぼります。自分たち春一のフロントが台本作りなど、会議に向けて必死に準備していたころでした。ちょうどその時、自分は訳あって夜更かししていたため布団につくのが深夜の3時を過ぎてしまっていました。ラインに何も来ていないことを確認するためにアプリを開くと雷に打たれたような衝撃が、眠気も一瞬で吹き飛ばすような一撃が走りました。

ラインのトーク画面に小さく

「Aさんが退会しました」

の文字が並んでいるじゃないですか!!!

しかも前兆もなく、その前にメッセージも何もなくの退会だったため余計に混乱してしまいました。ただ時間も時間、春一の他のメンバーに伝えるのは翌日にし、とりあえずどこかに引っ込んでいった睡魔を無理やり引っ張り出してそれに従うことにしました。

翌日、Aさんの退会を他のメンバーに伝えると案の定こっちもこっちで大混乱…しかも春一に参加予定で国もP5(常任理事国)のうちの1国を任せる予定だったので、台本や国の割り当てにも支障が出てしまい、その調整に追われることとなってしまいます。

この騒動が何とか落ち着きを見せたのはおよそ1週間後。Aさんの役職の後任も無事見つかり(というか半ば強制的に就任させた)、春一の調整もなんとかなり、この一件は模擬国連という「サークルとしては」解決しました。

「サークルとしては」とつけたのは、この事件が自分にとって2つの側面で重要な意味を持っていたからです。

1つ目はサークルを抜けるという計画がおじゃんになったことです。

自分が研究統括というなりたくもなければその資質もないような役職に半ば強制的になったことは最初の方のブログで言いました。結局その後も自分に適性が見いだせず機を見て、「研究統括もサークルも一緒に辞めてやる」と思っていたさなかの出来事でした。しかしそれを実行する前にこの一件が起こりました。そして良くも悪くもこの一件でサークルを急にやめた人に対する周りの反応が知れてしまったのです。

自分は焦りや動揺こそしたものの、部活ではないサークルというグループの性質上、辞めたい人は辞めればいいし責任も何もないと思っていましたが、周りは違ったようです。口に出さずとも裏で「迷惑だ」「最悪」と仲間内で罵っていたことでしょう。つくづく配慮のかけらもない人たちですね。

2つ目はサークルの幹部への不信感の増大です。まあ自分も幹部と言えばなんちゃって幹部なのですが、ここでは会長のK・T、副会長のK・FとS・Yの3人のことです。(これはイニシャル、名性順)

まず重要な役職者のAさんが辞めたことに全体ラインでアナウンスもなければ、我々春一フロントへの周知もなく、もし自分がラインをこまめに見る質じゃなかったらどうするつもりだったのかと。

そして経緯からして辞めるような人じゃなかったAさんがいきなり辞めることを決断せざるをえなかったのはなぜかと。まあこれは後々わかりましたが、平気でいじめをするくらいの人間なので所謂パワハラ的なものがあったということは想像に難くありません。

この2つが組み合わさって、自分自身のこの模擬国連というサークル自体への期待感はほぼ0になりました。ただここで愛想が尽きたからと言って簡単にやめてしまうのは今後に関わるし、何より春一のメンバーに申し訳ないので思いとどまりました。それでもこれ以降の活動では、なるべく楽しんでいるように見させる努力というものを続けざるを得なくなりました。訳が分からないですよね笑 そして何よりも、新たに入ってくる新入生、つまり後輩たちに罪はないので、後輩には迷惑をかけないように配慮してサークルを抜けないでおこう、なるべく明るく振る舞まおうと心がけていたつもりです。

まだこの事件の時点で研究統括の任期は残り9か月もありました。ここから先どれだけ苦労することになるかは想像できるでしょう。次回以降は5月の新歓会議、そして7月の前期会議と話を進めていきたいと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございます。