模擬国連③

中日の話題とは一転変わって模擬国連についての記事です。

過去記事からこれまでのあらすじをご覧ください。

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さて、前回は6枠のうち、4人が信任で決まり残り2枠となったディレクに自分含めて3人が立候補するというところまで書いたのでその続きからです。

「2つしかない枠に3人が立候補した。」この状況を考えれば3人の中で話し合いをするなり、3人の中から2人を選ぶ選挙をするなり、3人から1人を外し(言い方は悪いですが)、2人を枠に当てはめるのが妥当でしょう。

しかしそういう想定を上回る事態が起きてしまったのです。

なんと、以前に信任されていた4人のうちの1人が「自分がディレクの役職を降りる」ということを提案したのです。

これにより役職決め会議は荒れに荒れます。

会長始め、ある人たちは「信任された身で特別な理由もないのに今更降りるなんてありえない」と頭が四角くなった保守的な国会議員かのような口ぶりでその人を非難しました。

自分には彼らの言ってることはまともだが、降りるといった本人の気持ちを全く理解していないんだなというように映っていました。もちろんサークルの運営的に今更信任された人が役職を降りるのはマズいのかもしれないが、部活でもない以上そこまで強制することなどできないだろって思っていました。

結局すったもんだありながら、「すでに信任された4人と自分含む新たに立候補した3人の7人で話し合ってくれ」という、国会議員すら椅子からひっくり返るような丸投げもいいところの結論を下し、自分ら7人で話し合うことになりました。この時から「この同期は信用できねえな」と自分の心の中に刻み込んでいました。

7人で話し合いをすると当事者以外の6人も全員即答で「その人の意見を支持する」ということでした。しかしこれでは一部のお堅い人たちは納得しないだろうということになり、深夜にLINE電話で考えながら結論を出しました。

それは「降りるといった人と別の1人が共同で1つのディレクを担当する」という先輩たちからはやめておけと言われたある種禁断の方法でした。

この結論にも当然のごとく反対は出ましたが、あまりにもくだらないのでここでは割愛させていただきます。結果、この我々の案が通り、自分含めた5人が1人でディレクを担当し、残り2人で1つのディレクを担当するということになりました。

そしてようやくディレクの7人が決まったのですが、まだ1つ問題がありました。

それは「研究統括をだれにするか」ということでした。この7人の中には「研究統括をやりたい」と言ってディレクに立候補した人たちはいなかったのです。

そこでまた今度も自分たち7人で研究統括を決めることになったのでした。

候補は自分含めて3人でした。 なぜなら7人のうち3人は留学に行くため1年間サークルに在籍することができなず、もう1人は企画統括という別の統括になっており業務の多さ的に一緒にやることはできなかったからです。

さて次回はこの研究統括を決めるところから話したいと思いますので、今回はここらへんで終わらさせていただきます。